2024/10/21 16:39

内視鏡やペットボトルの洗浄で使用されている、これまでの過酢酸は液体です。
どのような液体かというと、
酢酸(CH3COOH)と過酸化水素(H2O2)を混ぜると過酢酸(CH3COOOH)と水(H2O)ができます。
酢酸にある"2つ"の酸素(O)が"3つ"になって出てくるんですね。
そして、ここから高校で学んだ「平衡混合物」を思い出してほしいのですが、
酢酸と過酸化水素が反応して過酢酸と水ができるのですが、
逆に、過酢酸と水は、酢酸と過酸化水素に戻ろうともします。
酢酸と過酸化水素の「緑色枠」と、過酢酸と水の「青色枠」の2つの状態が行ったり来たりして
あるところでシーソーのバランスのように落ち着きます。
これが「平衡混合物」の状態であり、これまでの過酢酸の製品としての形です。
「平衡混合物」であることで一般には販売できなかったことも以前お話しした通りです。
次回は「平衡混合物」とは違う、桜花の過酢酸のシステムについてお話ししたいと思います。
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