"黄ばみ"落としのコツ
着用をくり返していると気になってくる
首回りや脇の"黄ばみ"
"黄ばみ"の主な原因は、私たちの身体から出る"皮脂"です。
"皮脂"が合体(重合)&巨大化することで"黄ばみ"になります。
漂白剤でも"黄ばみ"を薄くすることはできますが、
"皮脂"をしっかり落とすことが漂白剤の効果を高めるためにも重要です。
ここでは科学的な知見をもとに考案した"黄ばみ"落としをご紹介します。

10年ほど経過したシャツの首回りの"黄ばみ"を落とした方法をご紹介していきます。
用意するもの
・ハンドタオル
・ラップ
・洗たく用ブラシ
・クレンジングオイル
・台所用中性洗剤
~つけおきする場合~
・つけおき用のたらい
~スチームショットをする場合~
・スチームアイロン
※注意事項
〇他にも良い方法があると思います。一つの方法として参考にしていただければ幸いです。
〇自分でやるのが不安な場合は、クリーニング店に相談してください。
〇クレンジングオイルや台所用中性洗剤、スチームショットで色落ちが起こらないか確認した上でお願いします。
〇素材によってはスチームによってダメージを受ける場合があります。衣類の取扱表示をご確認ください。
〇スチームショットをすると過酢酸のニオイがする場合があるため、換気の良い場所で行ってください。
(1)強い"皮脂"を落とす

①まずはタオルの上にラップを引き、その上に衣類を置きます。

②落としたい「黄ばみ」の部分にクレンジングオイルを垂らします。

③ブラシで叩いてクレンジングオイルをなじませます。

④なじんできたらラップをかけます。

⑤10~15分ほど置いておきます。

⑥クレンジングオイルの濁りが取れるまで水ですすぎます。
(2)中程度の"皮脂"を落とす

⑦水を軽く切ってからタオルとラップの上に戻し、台所用中性洗剤を垂らします。

⑧ブラシで叩いて台所用中性洗剤をなじませます。

⑨水ですすぎます。
⑩ ⑦~⑨をくり返すと効果的です。
"黄ばみ"の程度によっては、ここまでで十分な場合もあります。
"黄ばみ"が残っている場合は、
さらに"つけおき"、または"スチームショット"を行ってください。
(3)"つけおき"する場合

⑪桜花-AUCA-のつけおき液をブラシで行き渡らせます。

⑫ラップで覆って"つけおき"してから洗たくします。
("黄ばみ"の程度に応じて"つけおき"を1時間~一晩行います)
(4)"スチームショット"を行う場合

⑬桜花-AUCA-の"つけおき液(3L)"を用意します。

⑭一部を小分けにします。

⑮タオルの上に広げ、「黄ばみ」が残っている部分に"つけおき液"を垂らしてなじませます。

⑯スチーム用のアタッチメントを付けるなどして、対象に直接触れないように"スチームショット"を行います。
⑰「黄ばみ」の取れ具合に応じて⑮~⑯をくり返します。
※一度の"スチームショット"でも十分に"黄ばみ"が取れます。過度に行うと素材を傷める場合がありますので、その都度「黄ばみ」の様子をご確認ください。
※全体的な"黄ばみ"取りを行いたい場合は、残った"つけおき液"をご活用ください。
【補足】
"黄ばみ"の原因や、"スチームショット"による色落ちの確認など、さらに詳しく説明したものをブログで公開しています!
【本気の黄ばみ取り(全3回)】第1回:黄ばみはなぜ落ちにくい? 合体&巨大化する皮脂
【本気の黄ばみ取り(全3回)】第2回:マイルドな黄ばみ取り方法(つけおきメイン)
【本気の黄ばみ取り(全3回)】第3回:ちょっとハードな黄ばみ取り方法(スチームショット)
【補足】科学的に考える「黄ばみ」への対処法:クレンジングオイルと台所用中性洗剤を使った理由とは?