2024/11/23 11:49


あなたが今着ている服、その背景にはどれほどの環境負荷があるかご存知ですか?
毎日の選択が地球に与える影響について、一緒に考えてみましょう。


「サステナブルファッション」
「エシカルファッション」
「スローファッション」

ファッションとエコに詳しい方ならば聞いたことがあるのではないでしょうか?

最近話題となっているのは、ファッション業界の環境に対する影響が無視できないぐらい大きいものだと知られてきたからです。

今回は、その辺りのことについてお話ししたいと思います。


ファッション産業は世界第二位の汚染産業??


2019年、UNCTAD(国連貿易開発会議)は「環境に有害な影響を与えている産業のなかで、ファッション産業が世界第二位の汚染産業である」と指摘し、同年、UN Alliance for Sustainable Fashion(持続可能なファッションのための国連アライアンス)が立ち上がりました【出典|サステナブルファッションとは? 背景にある課題や取り組み事例を紹介:朝日新聞SDGs ACTION!


私自身も桜花-AUCA-の開発をするまで知らなかったのですが、

服1着作るだけでも大きな環境負荷が必要だったんですね。

・1着の服を作るのに排出されるCO2:25.5kg(ペットボトル500mLを約255本製造分)
・必要な水:2,300リットル(約11杯分の浴槽に相当)
・綿や麻などの天然素材の栽培:農薬使用の影響も考慮が必要

生産時における産業全体の環境負荷(出典:サステナブルファッション|環境省


原材料を調達するのにも、糸に加工するのにも、縫製するのにも、輸送するのにもエネルギーは必要

そして、染色するのにも大量の水が必要

また、天然素材である綿や麻を栽培するのにも農薬が必要


安く買える服も増えてきていますが、服1着と言えど、

様々な積み重ねで環境に影響を与えていたんですね…。


国内に供給される衣類の70%以上が焼却処理


購入した服を使用した後、70%以上が「ゴミとして廃棄」しているそうです。

私もゴミとして廃棄していたなぁと反省です💦


同時に、必要なモノを適量買い、長く大切に使い続けるというのは、

深刻になっている環境問題に対するアプローチの一つとして重要なことだと改めて感じました。

ファッションビジネスを取り巻く課題(出典:ファッションの未来に関する報告書|環境省



小さな選択の積み重ねが、大きな変化を生む力になります。

今日から、必要なモノを大切に使い続けることを一緒に考えてみませんか?

そのお手伝いを桜花-AUCA-にもさせてくださいね。


今日のまとめ


✅ファッション業界は、環境に対する影響が大きく、世界で2番目に汚染を引き起こしていると言われている
✅服の製造や廃棄においても、それぞれ大きい環境負荷を与えている


【参考資料】
1. 大川知子. “サステナブルファッションとは? 背景にある課題や取り組み事例を紹介:朝日新聞SDGs ACTION!".  (最終更新:2024.10.03)
https://www.asahi.com/sdgs/article/15441732(参照2024-11-21)
2. 経済産業省. ”ファッションの未来に関する報告書"(掲載日:2021-04-29)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/fashion_future/20220428_report.html(参照2024-11-21)


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