2024/12/24 13:10

前回は"つけおきメイン"のマイルドな黄ばみ取りを行ってみました。
今回はクリーニング店でも行われている"スチーム"を使って黄ばみを取ってみたいと思います。
今回の対象は、前回より黄ばみは強くない10年ぐらい前に買ったシャツですが、
横にストライプが入った色柄を含んだものになります。

【用意するもの】
・ハンドタオル
・ラップ
・洗たく用ブラシ
・クレンジングオイル
・台所用中性洗剤
・スチームアイロン
※注意点
①他にも良い方法があると思います。一つの方法として参考にしていただければ幸いです。
自分でやるのが不安な場合は、クリーニング店に相談してください。
②クレンジングオイルや台所用中性洗剤、スチームショットで色落ちが起こらないか確認した上でお願いします。
③素材によってはスチームによってダメージを受ける場合があります。
衣類の取扱表示をご確認ください。
④スチームショットをすると過酢酸のニオイがする場合があるため、換気の良い場所で行ってください。
方法としては、途中までは前回と同じで、
まずは「黄ばみ」の原因である「皮脂」を洗い流します。
まずはクレンジングオイルで強い油を落とす
対象は濡れていない、「乾いた状態」から始めてください。
①まずはタオルの上にラップを引き、その上に衣類を置きます。

②落としたい「黄ばみ」の部分にクレンジングオイルを垂らします。

③ブラシで叩いてクレンジングオイルをなじませます。

④なじんできたらラップをかけます

⑤10~15分ほど置いておきます。

⑥クレンジングオイルの濁りが取れるまで水ですすぎます。

次は台所用中性洗剤で中程度の油を落とす
⑦水を軽く切ってからタオルとラップの上に戻し、台所用中性洗剤を垂らします。

⑧ブラシで叩いて台所用中性洗剤をなじませます。

⑨水ですすぎます。

⑩ ⑦~⑨をくり返すと効果的です。
「黄ばみ」の程度によっては、ここまでで十分な場合もあります。
残っている「黄ばみ」にスチームショット
光にかざすなどで、まだ「黄ばみ」が残っていたらスチームショットを行いましょう。
⑪桜花-AUCA-の"つけおき液(3L)"を用意します。

⑫一部を小分けにします。

⑬タオルの上に広げ、「黄ばみ」が残っている部分に"つけおき液"を垂らしてなじませます。

⑭スチーム用のアタッチメントを付けるなどして、対象に直接触れないように「スチームショット」を行います。

⑮「黄ばみ」の取れ具合に応じて⑬~⑭をくり返します。
※一度のスチームショットでも十分に「黄ばみ」が取れます。
過度に行うと素材を傷める場合がありますので、その都度「黄ばみ」の様子をご確認ください。
※全体的な「黄ばみ」取りを行いたい場合は、残った"つけおき液"をご活用ください。
黄ばみがほとんど見つからない状態まで復活
今回は「黄ばみ」の程度が強くなかったこともあり、
"つけおき"をしなくても、ほとんどの「黄ばみ」を取ることができました!
そして、ストライプ部分の色落ちもなかったのが安心しました。
スチームショットによる色落ちへの影響も少ない
スチームショットは高い温度まで上がってしまうこともあり、
本当に色落ちに影響がないのか確認を行いました。
色落ちへの影響確認として、様々な色の木綿布を使い、
3Lつけおき液にひたしてからスチームショットを1セットとし、
20セットくり返してみました。

結果として、いずれの色でも色落ちは確認されませんでした。
ストライプ部分の色落ちが確認されなかったのも納得ですね。
ただ、色によっては色落ちが起きる場合があるため、
目立たない場所で色落ちの確認を行ってくださいね。
今日のまとめ
今回は、クリーニング店でも行われているスチームショットを
桜花-AUCA-のつけおき液3Lで応用してみました。
一発のスチームショットで、どんどん「黄ばみ」が消えていくのは気持ち良かったですね!
今回の場合も、汚れである「皮脂」を落としたことが、
スチームショットと過酢酸の効果を高めたと考えられます。
今あるものを長く大切にするためにも
ぜひぜひお試しを!!
✅まずはクレンジングと台所用中性洗剤で「皮脂」を落とす
✅「黄ばみ」が残っている場合は、桜花-AUCA-のつけおき液3Lをなじませてからスチームショット
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