2025/01/18 12:54


フランス発「衣類廃棄禁止令」が未来を変える?


2022年1月、フランスで画期的な法律「廃棄禁止及びサーキュラーエコノミーに関する法律」が施行されました。

この法律、通称「衣類廃棄禁止令」は、売れ残りの衣類や靴の廃棄を原則として禁止し、

環境負荷を軽減するための取り組みを求めています。


この法律のポイント


〇環境影響表示の義務化
商品が環境にどのような影響を与えるのか、明示することが事業者に求められます。

〇売れ残り商品の廃棄禁止
食品以外の未使用品の廃棄は、原則禁止。違反者には最大1万5000ユーロの罰金が科されます。

さすがファッション大国フランス。環境負荷の大きいアパレル業界に大胆な改革を求めているのですね。


環境への取り組み:社会全体の課題として


フランスでは、アパレル業界が石油産業に次ぐ「環境汚染産業第2位」とされ、

これはもはや業界だけの問題ではなく、社会全体の問題として捉えられています。


その一環として、不要になった衣類や靴を回収する専用ボックスが街中に設置されており、再販やリサイクルが促進されています。

このようなインフラの整備が罰則とセットになっていることが、制度をうまく機能させている理由でしょう。



日本でも広がるかも?衣類廃棄禁止の未来


この取り組みは、フランスだけでなく他のヨーロッパ諸国にも広がる見通しです。

そして、日本でもいずれ同様の制度が求められるかもしれませんね。


だからこそ、私たち一人ひとりが今できることを考える時期に来ています。

お気に入りの衣類を長く使うために、日々のケアがとても大切です。


今日のまとめ


✅ 2022年1月からフランスで「衣類廃棄禁止令」が施行
✅ ヨーロッパ全体に広がる可能性あり
✅ 環境問題への取り組みとして、衣類ケアも重要


【参考文献】
1. WWD JAPAN. ”フランスで売れ残り品の廃棄を禁止する法律が施行 違反者には罰金も"(掲載日:2022-01-26)
https://www.wwdjapan.com/articles/1314821(参照2025-01-12)
2. 消費者庁. "事例 フランスのファッション業界の取組"(最終更新日:2024-09-01)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2022/white_paper_example_13.html(参照2025-01-12)


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