2024/10/24 14:59


前回、桜花-AUCA-は過酢酸の発生と効果を両立した技術を使用している話をしました。


その技術とは、つまり「最初はアルカリ側で、時間とともに徐々にpHが下がって中性~酸性になること」です。


植物由来成分でコーティングされたクエン酸によるpHコントロール


桜花-AUCA-を水の中に投入して3分間混ぜると、

最初は過炭酸ナトリウムとテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)が反応して

過炭酸ナトリウムに含まれる炭酸ナトリウムによってアルカリ側となり、

テトラアセチルエチレンジアミンと過酸化水素が反応して過酢酸が発生します。


その後、植物由来成分でコーティングされたクエン酸からジワジワとクエン酸が溶け出し、

酸であるクエン酸の作用によってpHが徐々に下がっていき、

過酢酸の効果が発揮する「中性~酸性」になります。


ちなみに、コーティングされていないクエン酸を使うと、一気にpHが下がってしまい、

過酢酸が発生せず、マズい状況になってしまいます(苦笑。


実は、裏話が一つあるのですが、

使用方法の「3.過酢酸を浸透」の部分で洗たく物をつけおき液の中で5回揉むのですが、

この手順はもちろん過酢酸を浸透させる役割があるのですが、

プラスとしてクエン酸の溶出を促進させ、

pHを「中性~酸性」に早く届けるという役割もあるので、ぜひお試しください。


新たな技術として特許出願


今回見出した技術は新しい技術であると考えられたため、特許出願させていただきました。


この技術が花開いてくれることを願ってやみません笑



衣類の気になる生乾き臭・汗臭・体臭、白物の黄ばみに
内視鏡洗浄でも実績がある「過酢酸」を主成分とした
衣料用除菌剤・漂白剤 桜花-AUCA-

ぜひお試しください。