2024/12/23 12:50

さて、第1回で「黄ばみ」の原因は、
私たちの身体から出る「皮脂」が時間とともに"合体(重合)"し、
"巨大化"することで黄色になる話をしました。
今回は「黄ばみ」の性質も考慮しながら、
"つけおき"を中心としたマイルドな方法で落としていきます。
対象は、首回りが黄ばんだ10年ぐらい前に買った白シャツです。
(「黄ばみ」を撮影するの難しいですね…)

【用意するもの】
・ハンドタオル
・ラップ
・洗たく用ブラシ
・クレンジングオイル
・台所用中性洗剤
※注意点
①他にも良い方法があると思います。一つの方法として参考にしていただければ幸いです。
自分でやるのが不安な場合は、クリーニング店に相談してください。
②クレンジングオイルや台所用中性洗剤で色落ちが起こらないか確認した上でお願いします。
まずはクレンジングオイルで強い油を落とす
対象は濡れていない、「乾いた状態」から始めてください。
①まずはタオルの上にラップを引き、その上に衣類を置きます。

②落としたい「黄ばみ」の部分にクレンジングオイルを垂らします。

③ブラシで叩いてクレンジングオイルをなじませます。

④なじんできたらラップをかけます

⑤10~15分ほど置いておきます。

⑥クレンジングオイルの濁りが取れるまで水ですすぎます。

次は台所用中性洗剤で中程度の油を落とす
⑦水を軽く切ってからタオルとラップの上に戻し、台所用中性洗剤を垂らします。

⑧ブラシで叩いて台所用中性洗剤をなじませます。

⑨水ですすぎます。

⑩ ⑦~⑨をくり返すと効果的です。
「黄ばみ」の程度によっては、ここまでで十分な場合もあります。
さらに漂白する場合は つけおき ⇒ 洗たく
⑪桜花-AUCA-のつけおき液をブラシで行き渡らせます。

⑫ラップで覆って"つけおき"してから洗たくします。
(今回は5時間置きました)

パッと見で「黄ばみ」が分からない状態まで復活

首回り全体にあった「黄ばみ」が結構落とせました!!ヤッター\(^_^)/
今日のまとめ
「黄ばみ」を落とす最大のポイントは、
「皮脂」が"合体(重合)"、"巨大化"する前に
早い段階で落とすのが重要です。
しかし、クレンジングオイルや台所用中性洗剤を使い、
さらに桜花-AUCA-での"つけおき"を加えることで、
10年ぐらい経過した「黄ばみ」にも効果があることが分かりました。
きちんと比較してはいないのですが、色々と試してみた結果、
漂白剤の効果を高めるためにも、
前段階で「皮脂」をしっかり洗い流すのが重要ではないかと感じました。
今あるものを長く大切にするためにも
ぜひぜひお試しを!!
✅まずはクレンジングで強い油を落とす
✅次は台所用中性洗剤で中程度の油を落とす
✅漂白が必要な場合は漂白剤でつけおきする
衣類の気になる生乾き臭・汗臭・体臭、白物の黄ばみに