2025/03/14 12:46


さぁ、今日は天気も良いし、洗たく物に太陽さんを当てて気持ち良く干そう!


こんにちは!

日本では外干しが一般的ですが、海外では"外干し禁止"の地域もあるそうですね。

国それぞれの洗たく事情を知ってみると、結構面白かったりします。


例えば、フランスだと景観を損なうとか、韓国は黄砂が多いから外干しできない、など。

様々な理由で外干しできない国もあるみたいですね。

むしろ外干しできる環境が有難いのかも…。


そして、外干しを行うことで"日光消毒"を期待してる人も多いと思います。

日光に含まれる"紫外線"による消毒。

今回は、衣類の消毒に"紫外線"がどれだけ効果あるか調べてみました!


紫外線の効果は少ない??むしろ乾燥に効果あり


紫外線量が10倍違う、日向と日陰で乾燥させた場合、

微生物の生存率に日向と日陰で大きな差は認められなかったそうです。


この理由としては、微生物たちが繊維に守られ、

紫外線が効果が得られるほど十分に届かなかったと考えられるそうです。


むしろ効果が高かったのが、「乾燥」だったそうです。

微生物の一部では、衣類に残っている水分が20%を下回ると急激に生存率が下がりました。

つまり、なるべく早く乾かすことが効果高いことが分かります。


生物の歴史を見てみると、「乾燥」に対して適応していくことが重要な場合も多く、

早く乾かすことが、微生物にも効果があることが納得できますね。


陰干しを見直してみませんか?


日光に当てて洗濯物を干すと、

色が退色したり、素材を傷めたり、色々問題も発生してしまいます。

この時期だと花粉が洗たく物に付着してしまうことも…。


そのため、何度かお伝えしておりますが、「陰干し」はいかがでしょうか?


陰干しだと、外干しよりも乾燥に時間がかかってしまいますが、

風通しの良い部屋で陰干しをしてみたり、

冬場であれば除湿機能を持ったサーキュレーターもオススメです。



なるべく衣類を長持ちさせるためにも、陰干しを見直してみませんか?


今日のまとめ

✅日光の"紫外線"による消毒効果は、実はあまり高くない
✅なるべく早く乾燥させることの方が効果は高い


【参考文献】
1. 濱田信夫, 森義明.(2003). 衣類の乾燥とその除菌効果. 生活衛生, vol.47, no.3, pp.139-144.
2. coco-ara. "世界の洗濯事情を調べてみた! | こころあらうキレイのおてつだい 宅配クリーニングのココアラ[cocoara]"(掲載日:202-10-25)
https://cocoara.jp/world-sentaku/(参照2025-01-26)


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