2025/06/16 15:07

バスタオルの臭いの原因は?梅雨でも臭わない科学的な対策法
こんにちは!ニオイ博士の伊藤です。
関東もついに梅雨入りしましたね。…のはずが、晴れ間がのぞいたり真夏日になったりと、なんだか気まぐれなお天気が続いています(苦笑)。でも、晴れ間を活かして冬の羽毛布団をお洗濯しました♪
さて、こんな蒸し暑い季節になると気になってくるのが「ニオイ」の問題。汗のニオイはもちろんですが、特にご相談が多いのがバスタオルのイヤ〜な臭いです。
私がマルシェで出店しているときもよくご質問をいただきます。
「洗っているのにバスタオルが臭うんです…」
「梅雨になると生乾き臭が取れません…」
今回は、バスタオルのニオイの原因と科学的な対策方法を、ニオイ博士がわかりやすくお話ししていきますね。
バスタオルのニオイはどこから来る?
お風呂上がりに身体を拭くバスタオル。一見すると清潔そうに思えますよね?
実は、身体をしっかり洗ったあとでも皮膚にはわずかな皮脂や角質、常在菌が残っているんです。それがバスタオルに移ることで、汚れや菌が少しずつ付着していきます。
さらに、バスタオルはたっぷりと水分を含んだ状態で放置されがち。
この「水分+汚れ+適温」が揃うと、菌がどんどん繁殖しはじめます。
その菌が増えるときに出す代謝物や分解物質こそが、あのイヤ〜な「生乾き臭」「雑巾臭」の正体なのです。
理想は毎回洗う!でも現実は…
バスタオルは毎回洗濯するのが理想的です。使った直後に洗えば、菌の繁殖も防げます。
…とはいえ、毎日家族全員分を洗って干して…となると大変ですよね。
「少しでも楽に、でも清潔に保つ方法はないの?」
そんなときのカギは乾燥です。
「乾燥」が菌の増殖を防ぐポイント
菌が最も繁殖しやすいのは「水分がある環境」。
つまり、水分を早く取り除くことが菌の増殖を抑える最大のポイントなのです。
例えば、
1)使用後すぐに3分程度脱水する
2)脱水後、ベランダや風通しの良い場所に干す
(扇風機やサーキュレーターを活用して乾燥スピードUP)
こうした工夫をするだけでも、かなり菌の繁殖は防げます。
ちなみに、「日光消毒」が効果的と思われがちですが、実は日光よりも「素早く乾かす」ことのほうが菌の繁殖抑制には効果的だとする研究もあります。
「素早く乾かす」効果については、過去記事を参照▼
すでにニオイが出てしまったときは?
「もう臭くなってる…」という場合は、タオルに菌が定着している可能性があります。
こうなると通常の洗濯ではなかなか落ちません。
そこで効果的なのが高温殺菌です。
具体的には、
沸騰したお湯で約10分間煮沸消毒する
高温によって菌が壊れ、サヨナラすることができます。
ただし、
・火傷の危険
・バスタオルの繊維が傷む可能性
といった注意点もありますので、無理は禁物です。
ちなみに、私が開発した「桜花-AUCA-」のような除菌・漂白剤を使うことで、より安全にニオイの原因菌を抑える方法もあります。ご参考までに。
まとめ洗い派の方は「乾燥→保管→まとめ洗い」を!
「毎回洗うのは大変なので、数回使ってからまとめて洗っています」
そんな方も多いですよね。
その場合、一番気をつけたいのは濡れたまま放置しないことです。
濡れた状態で洗濯カゴに入れておくと、菌が増えるだけでなく、他の衣類に水分が移り、色移りを引き起こす可能性もあります。
まとめ洗いするなら、
・使用後すぐに脱水→しっかり乾燥
・乾いた状態でストック
・洗濯のタイミングでまとめて洗う
この流れを守れば、ニオイの発生をぐっと減らせます。
梅雨のニオイも科学で乗り越えよう!
梅雨時期は湿気も多く、洗濯物が乾きづらくなるのが悩みのタネ。
でも、菌の増殖条件さえ押さえれば、ニオイはコントロール可能です。
これからもニオイ博士のブログでは、毎日の家事に役立つ「ちょっと科学的な暮らしのコツ」をわかりやすくお届けしていきます。ぜひ一緒に学んでいきましょう!
今日のまとめ
✅ バスタオルの臭いの原因は「菌の増殖」
✅ 水分を残さないことが最大の予防策
✅ 乾燥→保管→まとめ洗いがニオイ防止に効果的
✅ すでに臭う場合は高温殺菌や除菌剤も検討
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回もお楽しみに♪
— ニオイ博士 伊藤
プロが使う"過酢酸パワー"で衣類のニオイ対策!
99.9999%以上の除菌力でお気に入りを長く大切に!
衣料用除菌剤・漂白剤 桜花-AUCA-
ぜひお試しください。