2024/12/19 12:48

桜花-AUCA-で3分間混ぜてボトルの蓋を開けると、
時折、プシュッとガスが抜けたような音がする時があります。
これは、あるメカニズムから"炭酸ガス"が発生するためです。
過去記事でもガスについては取り上げたのですが、
保管時に出てくるガスは"酸素ガス"だの、
3分混ぜた後のガスは"炭酸ガス"だの、
混乱させるような話ばかりしてゴメンナサイ💦
桜花-AUCA-のことを知っていただくためにもお話させていただきます💦💦
"炭酸ガス"が発生するのは、泡が出る入浴剤のメカニズムと同じ
お風呂に入れると"炭酸ガス"が発生する入浴剤がありますよね。
お風呂に入れるとシュワシュワと泡が出て、見てるだけでも楽しいですよね。
ところで、このメカニズムをご存じでしょうか?
例えば、入浴剤に入っている重曹(炭酸水素ナトリウム)
重曹は、水に溶けると弱いアルカリ性を示します。
そして、弱いアルカリ性の場合、重曹は
ナトリウムイオン(Na+)と炭酸水素イオン(HCO3-)に分離します。
しかし、酸性の粉(例:クエン酸)などで酸性側に傾くと、
炭酸水素イオンに水素イオン(H+)が結合して"炭酸ガス"が発生します。
入浴剤の場合は、"炭酸ガス"がお風呂に溶けることで血行を良くし、
私たちの身体を温める役割を持っています。
入浴剤と同じことが桜花-AUCA-でも起こる
さて、桜花-AUCA-の場合は、どのように"炭酸ガス"が出るのでしょうか。
それは、成分中の過炭酸ナトリウムとクエン酸の反応によるものです。
過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウム(Na2CO3)と過酸化水素の混合物で、
これも水に溶けた時に弱いアルカリ性を示します。
炭酸ナトリウムは水に溶けると、ナトリウムイオン(Na+)と炭酸イオン(CO3 2-)に分かれ、
炭酸イオン(CO3 2-)とクエン酸の酸が反応して"炭酸ガス"が発生します。
桜花-AUCA-の場合は、特許技術で徐々にアルカリ性から酸性側に変わるため、
徐々に"炭酸ガス"が発生する形になります。
3分混ぜた時に、プシュッと音が鳴るのは、"炭酸ガス"が発生したからですね。
【注意事項】に記載のある
「3分混合後にガスが発生する場合があるので、混合後は1時間以内に使用し、
軽量ボトルの蓋はゆっくり開いてください。」という文言は
"炭酸ガス"が発生するため、安全にご使用いただくために掲載しております。
さぁ、疑問も解けたところで、お気に入りを長く大切にしましょう!
今日のまとめ
✅3分混ぜて蓋を開けた時にプシュッとなるのは"炭酸ガス"が発生しているから
✅"炭酸ガス"が発生するのは、泡が出る入浴剤と同じメカニズム
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